【嫁姑は不仲で同居】子供は自分のせいだと錯覚してしまいます!

同居+回避
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嫁姑が不仲な状況で同居していると、子どもにどんな影響があるのか心配ですよね。

筆者も、嫁姑の不仲が原因で子供が反抗的な態度をとるようになってしまい、後悔した経験があります。

この記事では、

  • 嫁姑が不仲で子供に与える影響
  • 嫁姑が不仲で子供に悪い影響を与えないためにできること

筆者の経験を交えながらお伝えします。

義母との同居中の不仲で子供への悪影響を心配する、お嫁さんの悩みの解決にお役に立てば幸いです。

【嫁姑は不仲で同居】子供に与える影響

嫁姑問題が家庭内で頻繁に発生すると、子供は不安や混乱を抱くことがあり、子供は安全でないと感じることがあるでしょう。

不仲が子供に与える悪影響をいくつか紹介します。

情緒が不安定になることがある

家の中がいつもピリピリしていると、子どもはその緊張感を感じ取って、不安定になりがちです。親や祖父母がケンカしていると、子どもは安心できずに、心が落ち着かなくなっちゃうこともあります。

アイコ
アイコ

空気を読める子と言えば、聞こえはいいですが、常に大人の顔色を伺う子になると心許せる安全な場所を確保できず、しんどいです。

人間関係の作り方に影響が出るかも

家庭で見たことを子どもは自然と学びます。もし、家の中で親や祖父母が対立する姿ばかり見ていると、子どももそんなふうにコミュニケーションを取るようになるかもしれません。これが、友達との関係に悪影響を与えることもあります。

アイコ
アイコ

自分の子が嫁姑問題のせいで身についた性格で、お友達に嫌われる可能性もある…そんなのかわいそうです。

自己評価が下がっちゃうことも

嫁姑の問題で家の雰囲気が悪いと、子子供は「自分のせいかな?」と思ってしまうことがあります。そうなると、自分に自信が持てなくなったり、自己肯定感が低くなったりする可能性があります。

アイコ
アイコ

もちろん子どものせいということはなく、親である私達や義両親が悪いことに間違いありません。ですが、母親と祖母の言い争いが子供の教育(しつけ)に関わることだったら、頻繁に聞いた子どもが「自分のせい」だと感じてしまっても不思議ではありません。

正解不正解がわからないまま、大人達は不機嫌。ちょっと俯瞰してみてみると、そんな状況凄く嫌ですよね。

学校や友達関係に響くかもしれない

家の中がストレスフルだと、学校に集中できなくなって成績が下がっちゃうこともあります。また、友達とうまく付き合えなくなったり、人と関わるのが怖くなったりすることも考えられます。

アイコ
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恋人や家族ができたとき、またはできるまでに、子供の頃の記憶が邪魔してコミュニケーションが苦手な大人になってしまうかも。

「こうしたら良くないかも」など気をつけすぎて、本当の自分を出せずに常に無理してしまうようになることもあります。

家族に対するイメージがネガティブになることがある

家の中でケンカばかり見て育つと、「家族ってこういうものなんだ」と思い込んでしまうことがあります。将来、自分が家庭を持ったときに、そのネガティブなイメージを引きずってしまうことも。

アイコ
アイコ

大人になってからも、家族のあり方に迷いや悩みが生まれて壁にぶつかりやすくなってしまうかもしれません。

ネガティブな記憶が当たり前になり、そのまま受け継がれる可能性も。

孤立感を感じることがあるかも

家族の中でみんながバラバラだと、子どもは「自分だけ仲間外れかも」と感じることがあります。家族と心を通わせることができず、孤独感を抱いてしまうこともあります。

アイコ
アイコ

家族が険悪ムード。「どうしたの?」って子供が聞いても「大丈夫よ」としか大人は言ってくれない。何かあるのに子供だけ置いてけぼり…。

悪口や嫌味による子供への影響

家庭内での悪口や嫌味は、子供に深刻な影響を与えることがあります。大人たちのネガティブな発言は、子供の心に不安やストレスを植え付けてしまいます。言葉の影響力は大きいものです。

アイコ
アイコ

義母から言われたちょっとした一言でお嫁さんが傷つくことがあるように、「=子供も傷つく」んですね。

筆者の義母、子供の前で平気で「タヒね」とか言っちゃうから、さすがにやめてもらいました。

こんな影響を防ぐためには、できるだけ早く嫁姑の問題を解決して、子どもが安心して過ごせる環境を整えることが大事です。親が協力して、子どもの前では冷静で優しい態度を心がけることで、子どもがホッとできる家庭を作っていきましょう。

【嫁姑は不仲で同居】子供への悪影響を抑える対策

嫁姑問題が家の中で起きても、子どもへの悪影響を最小限に抑えるためのいくつかの対策を、ご紹介します。

1.夫婦間のコミュニケーションを強化する

まずは、夫婦がしっかりお互いの気持ちを理解することが大事です。旦那さんは嫁と姑の間に入って、二人の気持ちを調整してあげましょう。うまくバランスを取れれば、家の中の戦場化を防げます。

アイコ
アイコ

旦那さんがどれだけ、うまい具合に嫁をフォローできるか、そして、嫁にバレないように姑もフォローできるかがカギだと思います。

なぜだか、旦那さんて「俺には関係ない」ぐらいのスタンスの方多いんですよね。

お嫁さんに「母さんは悪気がないから、しょうがない」と言ったところで解決にならないですよね。そういうのわかってもらいたいところです。

2. 子どもを巻き込まない

「戦うなら、観客なしで!」って感じで、子どもを巻き込まないようにしましょう。子どもの前では、お互いに笑顔をキープ。「お義母さんと今日は仲良しクラブだよ!」というノリで、ネガティブな話題はスルーするのがベストです。子どもがストレスを感じないように、争いは別室でこっそりと。

嫁姑バトルが激化しそうな時は、クールなカウンセラーを召喚して問題解決を試みましょう。「お義母さん、お茶でもどう?」と冷静に話し合いの場を持つことが大切です。第三者を呼んで、「さぁ、みんなで穏やかに解決しよう!」ってなムードを作り出すのも手です。

アイコ
アイコ

こりゃ、お手上げだわ!なんて日もありますよね。

そんな時は、旦那に完璧な中立的な立場で間に入ってほしいものですが、「何で今そんな事言っちゃうの〜」など突飛な方向へ持っていかれるともう、お先真っ暗です(T_T)

なので、最適な第三者が見つからない時は、旦那に子供たちを預けて確実に見られない時間を作るのも手かもしれないですね。

3. 子どもの感情に寄り添う

もし、子どもが家の中のピリピリムードを感じ取ってしまったら、「どうしたの?なにか困ってるの?」って、スーパーヒーローのごとく子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。子どもが心配そうにしてたら、「みんなちょっとだけケンカしてただけだよ」と、優しくサポートして安心させてあげることが大事です。

アイコ
アイコ

あえて喧嘩の内容は隠さない方がいいかも!

と言っても、生々しい内容ではなくて、例えば

「おばあちゃんは今日、夕方用事があったんだって。でもママは聞いた覚えがなくって、用事に間に合わなくておばあちゃん困らせちゃったの。だからちゃんと、これからそんなことがないようにどうする?って二人で一生懸命考えてたの。怖い顔になってたから嫌だったよね。ごめんね。」

など、子供が「そっかー」と納得できるように明るめのトーンで促してあげることもひとつの手です。

5. 家庭のルールや境界線を明確にする

家庭内ルールを明確にしておくと、「それ、今月の家のルールブックに載ってないよ!」なんて笑いながら話ができます。育児や家事の分担も、笑顔で「これが僕らのやり方!」と、夫婦でしっかり決めておくことで、親世代の余計な介入をシャットアウトしましょう。

アイコ
アイコ

筆者の義母は忘れっぽいので、【ばぁばのルール(お義母さんが言っていたこと)】をまとめて書いて皆も使う冷蔵庫のドアに貼っています!

それでも、「これ、何だっけ?」って言われた日には一瞬ムキーッと心の中でなってしまいますが(^^)

しっかりメモったことにより、「共有している証」になるので、ないよりはいい方向に向かっています。

6. 家族の時間を大切にする

「家族で楽しい時間を過ごす=リラックスの魔法」を忘れずに!一緒にご飯を食べたり、ゲームをしたりして、家族全員が笑顔になれる時間を大切にしましょう。笑いが絶えない家庭は、子どもにとって最高の安心感を与えます。

アイコ
アイコ

筆者は義母と最低限のコミュニケーションしないスタイル。ですが、定期的に親世帯子世帯どちらも集まって同じ空間でワイワイする時間をもうけています。

そこでは、同じTVを見て皆で笑ったり、ボードゲームをしたりして一家団欒をします。

そうすることで、普段は義母とほとんどコミュニケーションをとらなくても、仲が悪いというイメージがつきにくくなります。

7. 子どもの模範となる行動を示す

最後に、親として子どもにとっての「スーパーロールモデル」になりましょう。冷静で建設的な態度を取ることで、子どもに「問題解決の達人」の姿を見せつけちゃいましょう。子どもはそんな親を見て、「ぼくも将来、こんなふうにカッコよく問題を解決しよう!」って思うはず。

アイコ
アイコ

義母との間で問題が起きた時に、ただ単に旦那に愚痴をこぼしたり、嘆くだけで終わる姿は見せたくないですよね。子供にもそうなってほしくないです。

「ママはこれから皆が笑顔になる為にこんな風にしてみようと思う!失敗したらこっちを試してみようかな」など、問題と向き合う姿は子供から見ても不安要素は減るはず!

子どもは親の行動を観察し、それを学び取りますので、適切な問題解決の方法を見せることが大切です。

これらの方法を使って、嫁姑問題が子どもに与える悪影響をできるだけ減らし、家の中が平和で楽しい場所になるように工夫してみてくださいね!

【嫁姑が不仲で同居】子供時代の環境が与えた悩み

自分の振る舞いに対して自信がない

20代半ばの女性です。

小学校高学年から母親と父方の祖父母の関係が悪化し、祖父母や父親から母親の悪口を聞かされて育ちました。その影響で、自分の家庭環境が普通ではないと感じ、引け目を感じています。

現在、結婚を考えている彼がいて、彼の両親はとても優しく良くしてくれますが、自分の家庭環境が影響して、彼の両親と良好な関係を築こうと必死になっています。頻繁に手土産を持参し、ラインでやりとりをしていますが、逆に迷惑だと思われていないか心配です。

家庭のゴタゴタを経験したことにより、彼のご両親との関係を大切にしたいと思うのは、とても自然なことです。「良い嫁」を演じなくては、彼のご両親が受け入れてくれないかもしれないという思い込みで生きづらくなってしまったようです。

アイコ
アイコ

過去の家庭環境がこの方に与えた影響は、決して無視できるものではありません。

焦らず、無理せず、自分のペースで新しい家族との関係を築いていってほしいものです。この方はもう十分頑張っているし、もう少しだけ自分を楽にして、幸せをしっかり感じ取っていってほしいです。

このように、大人になってからも家庭環境が影響してしまわないように対処していきたいですね!

筆者の後悔

寝室以外全て共有型の完全同居の筆者です。そして、義母とはお世辞にも仲が良いとは言えない関係です!

義母とは、とことん合わない。価値感も生活リズムも会話も何もかも合わない。おまけに、せっかちでキレやすい性格で一時期「暇過ぎてしんどい。でも動きたくない。」が口癖の頃がありました。

そんな義母に対して私は「文句ばっか言ってないで子育てと協力してくれよ」という想いと「そりゃ人間だもんね。動きたくないときもあるよね。もぅ60代だししょうがない。」というような想いが絡み合い、まさに天使と悪魔が頭の中でぐるぐるしてました。それでも、子供にはそんな空気は感じさせまい、と必死に天使になろうとしてました。

しかし、義母が色々な暴言を子どもの前でも言い放つ…もう耐えられない!!!負の感情がピークに達した時、なぜだか筆者は子供にあたってしまったのです。

「静かにして!」「あっち行って!」「おばあちゃんが怒ってるから部屋から出てこないで!」

強めの口調で言ってしまう日が増えてしまいました。すると…

それまで、穏やかな性格だった子供が、筆者が抱きしめたら幸せそうにする我が子が、何しても泣き止まないどちらかというと反抗的な態度を見せるようになったのです。

筆者はすぐ、自分のせいだと思いました。

それから、どんなにストレスが限界に達しても子供にあたるという選択肢にならないように気をつけました。まず、ストレス回避していくことにも目を向けました。

それでも、どうしても子供に強く言ってしまった日は、寝る前に

「今日はたくさん言ってごめんね。ママはどうしたらいいか分からなくなって困ってしまってたの。だけど、あなたに言うのは間違ってたから反省しました。大好きだよ。明日も一緒に楽しもうね。」

というような言葉をかけるようにしました。

人間は誰しも間違う言葉あるもの。それを誤魔化そうとしないで、「どうして」「反省」「これから」を示すことで、また穏やかな優しい我が子に戻ってくれたのです。

これは、本当に筆者の後悔で本当に最低な事をしてしまったと思っています。だけど、気付いた時にはすぐに改善していけばいいです。どうしようと迷って何もしないんではなくて、子供とちゃんと向き合えば、失敗も改善できるのです!

最後に

嫁姑問題って、同居生活をしていると、どうしても避けられない現実ですよね。多くの家庭が、この問題に直面しているんです。

でも、だからといって諦める必要はありません。ちゃんとした対応と少しの努力を重ねていけば、家族の絆を取り戻すことは十分可能なんです。

たとえ今、家の中がギクシャクしていたとしても、正しいアプローチを取ることで、家庭内の調和を取り戻し、子どもたちがのびのびと健やかに成長できる環境を作っていけるんですよ。

もちろん、一朝一夕にはいかないかもしれません。でも、少しずつでも変化が見えてくると、それが家族全員の笑顔につながっていくんです。

この問題に直面しているのはあなただけじゃありません。同じような悩みを持つ人たちはたくさんいます。だからこそ、この記事が少しでも役に立って、家族全員がまた笑顔で過ごせる日々を取り戻すためのきっかけになれば嬉しいです。

焦らず、ゆっくりと進んでいきましょう。

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