「結婚して義実家で同居するなら、リフォームが解決策になるかも!」と聞いて少し安心。
でも、ちょっと待って!そのリフォーム、あなたの要望はちゃんと取り入れられていますか?
ただリフォームするだけでは、ストレス解消にはなりません。
自分たち夫婦が快適に過ごすためには、しっかりと自分の要望を伝えて反映してもらうことが大事。
この記事では
- 義実家をリフォームする前の注意点
- 義実家をリフォームして同居するメリットデメリット
- リフォームで取り入れたい工夫やアイデア
を紹介します。
リフォーム前にこちらの記事を参考に、義実家との距離感やプライバシーなど、譲れないポイントはしっかり主張して、お嫁さんにとっても快適な生活空間を実現しましょう。
【義実家をリフォームして同居】事前確認
「義実家が古くて、リフォームして同居するのは大丈夫かな?」と心配になることもありますよね。
築年数が経っている家では、老朽化による問題が出てくることがありますが、リフォームで解決できるケースが多いんです。
ただし、家の状態によっては注意が必要。
まず、耐震性や配管の老朽化など、家の基礎や見えない部分の確認が大切です。特に古い家の場合、現代の建築基準に合っていないことが多いので、リフォーム前に専門家にしっかりと診断してもらいましょう。
また、断熱や窓の改善も大事なポイントです。
古い家は寒さや暑さがこもりやすく、生活が快適でない場合がありますが、リフォームでこれらを改善すれば住み心地がぐっと良くなります。
さらに、義両親との同居が前提なら、バリアフリー化を考えるのも一つの手です。
将来のことも見据えて、義両親が安心して暮らせるよう、段差をなくしたり手すりを設置することが有効です。
とはいえ、リフォーム費用がどれくらいかかるか気になるところ。
家の老朽化が進んでいるほど、工事の範囲が広がり、費用も高額になる可能性があるので、リフォームの予算や必要な工事内容をしっかり把握して計画的に進めることが大切です。
義実家の老朽化が気になる場合でも、リフォームをうまく活用すれば、長く快適に暮らせる住まいに変えることは可能です!
まずは、プロに家の状態をチェックしてもらい、適切なアドバイスをもらいましょう。
【義実家リフォーム】同居メリット・デメリット
「義実家をリフォームして同居しよう!」と思ったときに気になるのは、良い点と気をつけたい点ですよね。リフォームして同居することには、いろいろなメリット・デメリットがあるんです。
それぞれを知って、じっくり考えていきましょう!
親世帯との同居メリット
子育てのサポートが受けられる
リフォームして義実家に同居する最大のメリットは、子育てのサポートが身近にあることです。義父母が近くにいることで、ちょっとしたお出かけや急な用事のときにも 「おじいちゃん、おばあちゃんにちょっと見ててもらおう」 なんて頼れる環境が作れます。子どももおじいちゃん、おばあちゃんに甘える機会が増え、家族みんなの仲が深まるかもしれません。
経済的な負担が減る
別々に暮らすよりも、同じ家に住むことで 生活費の負担を軽くできる場合があります。光熱費や食費などを分担することで家計に余裕ができ、貯金も増えやすくなりますよね。また、義実家をリフォームする費用も、家を新しく買うよりは抑えられることが多いため、 初期費用を節約できるのも魅力です。
もちろん、プランや家の老朽化具合によっては費用が大幅に変わってくるので、まずはプロの方に相談しましょう。
緊急時の安心感
急な体調不良やケガがあった場合、義両親がすぐそばにいてくれることで助けを得やすくなり、迅速に対応できます。
特に小さな子どもがいる家庭では、親が付き添って病院に行く際にもう一人の子どもを預かってもらうなど、スムーズに対応が可能です。また、義父母も年齢を重ねていく中で、倒れたり怪我をした場合にも、すぐに気づいて手助けができます。
こうした「家族がいつもそばにいる」という安心感は、離れて暮らす場合には得られない大きな利点と言えるでしょう。
親世帯との同居デメリット
プライバシーが少なくなる
同居のデメリットとしては、やはりプライバシーの少なさ が挙げられます。
例えば「ちょっと一人でゆっくりしたい」と思っても、近くに誰かがいると気が休まらないと感じるかもしれません。
リフォーム時に自分たちのスペースをしっかり分ける工夫が大事になりますが、完全なプライバシーが欲しい場合は工夫が必要です。
生活リズムや価値観の違い
同居すると、お互いの 生活リズムや価値観の違いが気になりがちです。
例えば、義母が「早く寝なさい!」と気を使ってくれたり、「朝はしっかり朝ごはんを食べないと!」などと言われることがあったりするかもしれません。
お互いに悪気がない場合でも、それが毎日になり積み重なると、ストレスになることもあります。
家事負担が増える可能性がある
義両親と同居することで、家事の負担が増える可能性があります。
特に、食事の準備や掃除、洗濯など、生活スタイルが違う家族が増えることで、家事の内容や量が増えることがあります。
義父母が「自分たちの分は自分たちで」と分担してくれるケースもありますが、そうでない場合は日々の家事負担が増えてしまい、疲労感がたまる原因になりかねません。
分担するケース分担しないケースでもリフォーム時に家事動線の工夫を取り入れることでトラブルを軽減することは可能です。
【義実家リフォーム】同居生活を快適にするためのポイント
間取りの工夫は 「生活スペースの分離」と「お互いが気を使わない動線作り」 がカギです。互いの生活スペースをしっかり区切ることで、自然な距離感が生まれます。
義実家リフォームでできる「お嫁さんの快適な同居生活」を叶えるポイントを紹介!
1. 生活スペースの完全分離
まず、リビングやキッチン、バスルームなどの 生活スペースをしっかり分離することが大切です。生活スペースを分けることで、互いのプライバシーを守りながら暮らせるようになります。
完全な分離が難しい場合でも、キッチンやリビングを別々に設けるだけで、気を使わずに自分のペースで生活できるようになります。
2. 寝室の配置を工夫して距離感を保つ
寝室をお互いの生活圏から少し離れた場所に設けることで、夜間の生活音やプライバシーを守ることができます。
義父母の寝室が近いと、夜遅くまで音を気にして生活することになりかねません。寝室の位置に距離感を持たせることで、ゆっくりとリラックスできる環境を作れます。
3. 玄関の二重化で出入りの自由を確保
可能であれば、 玄関を二つ設けて それぞれが自由に出入りできるようにするのもポイントです。これにより、朝早い外出や夜遅い帰宅も気を使わずに済みます。
玄関が一つの場合でも、専用の玄関スペースを設けたり、靴の収納場所を分けたりする工夫で気兼ねのない出入りがしやすくなります。
4. キッチンを別々に設けて食事の自由度を上げる
キッチンをそれぞれ分けると、食事のタイミングやメニューも自由になり、義父母と生活リズムが異なる場合でも問題ありません。食べたいものや食事の時間を自由に設定できることで、ストレスなく過ごせます。
特に、好みや食べ方が異なる場合におすすめです。
5. 動線を工夫し、顔を合わせすぎない配置
リフォームの際は、 動線の工夫 によって、顔を合わせすぎない導線作りが重要です。
たとえば、洗面所やお風呂、トイレなどの共用スペースが行き来しやすい場所にあり、他の家族と自然に距離をとりやすい動線を考えると、気を使わずに生活できます。
リフォームを検討する時には、家族と話し合い、プロの業者ともしっかり話し合うことをオススメします。
お互いの意見や要望をしっかり伝えることで、同居生活の在り方が変わってくるはずです。
どちらかが勝手に決めるのではなく、「皆が住む家」だからこそ、予算内でどこまでできるのかをまずは、業者さんに聞いて把握していきましょう。
【義実家リフォーム】同居体験談
先日、義実家リフォームの話し合いをしてきました。
以前は少し気が重かったリフォームと同居ですが、「今までどんなふうに暮らしてきたか、これからどんなふうに暮らしたいか」みんなであれこれ話し合って、なんとか形になりそうです!
こちらの方達は、しっかりお互いの想いを伝え合う機会を設けて決めていってるようです。こういった話し合いが習慣化できていると同居生活が始まって何か起きた時も言いやすくなると思います。
義実家のリフォームで、キッチンの吊戸棚をやめることにしました。
当初は電動式の昇降棚を検討していましたが、背が低く年齢とともに使いづらくなることを考慮し、取り付けを見送りました。
吊戸棚がなくなることで、天井と壁紙も貼り直しが必要になり、キッチン以外のエリアにも影響が出そうです。
また、カウンター側の食器棚も別室に移動する予定で、中にぎっしり詰まった物を整理することに。
使用頻度の低い物は処分し、年内の工事に向けて片付けを進めています。義母も断捨離に前向きなため、これを機にスッキリした空間を目指します。
実際に進めていくうちに見えてくるものもあるので、都度、あらかじめわかってる範囲だけでもしっかり決めておくことが重要です!
最後に
義実家をリフォームして同居するには、 生活空間の分離や 費用と権利の確認が必要です。うまく間取りを工夫すれば、適度な距離感を保ちながら気持ちよく同居生活が送れるでしょう。
また、 リフォーム会社の選び方や実際に同居した人の体験談からもヒントを得られるはずです。計画を立てて、しっかり話し合って、満足できる同居生活を実現しましょう!
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