実母との同居が始まると、多くの主婦は家事や育児のサポートを期待するかもしれません。
しかし、現実はそう簡単ではありません。
実母との同居生活で「会話がない」という悩みを抱えている方も少なくないはずです。
実母だからこそ言葉にしなくてもわかり合えると思っていたのに、気づけば会話が減り、日々の生活にストレスを感じる…
そんな悩みを抱える主婦の方に向けて、
この記事では、
同居の中で「会話がない」という問題の原因や、その解決策
を探っていきます。
同居のストレスに対処するためのアドバイスや心の持ち方がわかり、現状を改善するヒントを得ることができたら幸いです。
実母と同居で会話なしになる理由
実母との同居がストレスになる大きな原因の一つに「会話の減少」があります。
では、なぜ実の親子であるにもかかわらず、会話がなくなってしまうのでしょうか?
子育ての方針や生活スタイルの違い一緒に住んでいると、お互いの生活スタイルや価値観がぶつかることはよくあります。
特に、子育てに対する考え方の違いはトラブルの原因になりがちです。実母は昔の育児のやり方を押しつけてきたり、逆に干渉しすぎず距離を保とうとしすぎることがあります。
その結果、徐々に会話が減り、無言の時間が増えていきます。距離が近すぎることによる息苦しさ実母と一緒に住むことで、お互いに気を使わなくてもいいはずなのに、逆に「親だからこそ」気を使う場面が増えることもあります。
いつも一緒にいることで、ちょっとした行動や言葉が気に障り、会話を避けるようになることも。
実の親だからこそ、遠慮してしまうかもしれないし、言いすぎてしまうかもしれない。そんな状況で生まれる小さなすれ違いが大きな溝になっていくのかもしれません。
こうした状況では、家の中が息苦しく感じられ、次第に無言の時間が増えるのです。互いに言いたいことを我慢している実母だからこそ、思ったことを素直に言えないこともあります。「お母さんに対してこんなことを言ったら失礼かな」「子どもの面倒を見てくれているし、文句は言えない」など、気持ちを抑えてしまうことで、会話がなくなってしまうのです。
実母と同居で会話なし状態を改善するためのアプローチ
実母との同居で会話がなくなると、家庭内の空気が重く感じられ、ストレスも溜まりやすくなります。
しかし、いくつかの工夫をすれば、少しずつ会話を取り戻すことができるかもしれません。
自分の気持ちを素直に伝える
まずは、自分の気持ちを言葉にして伝えることが重要です。
会話がない状態を続けていると、互いに誤解が生じやすくなります。「最近、会話が減っている気がするんだけど、お母さんはどう感じている?」と素直に聞いてみることで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
子育てに関するルールを話し合う
子育てに関する方針の違いが原因で会話がなくなる場合、一度しっかりと話し合うことが大切です。
「私たち夫婦の育児スタイルを尊重してほしい」という気持ちを率直に伝えつつ、実母にも協力をお願いする形で話を進めましょう。
実母の意見を完全に否定するのではなく、柔軟に受け入れる姿勢も大切です。
コミュニケーションの形を見直す
直接的な会話が難しい場合、手紙やメモなどで気持ちを伝える方法もあります。
日常の中で感じた感謝や、ちょっとしたお願い事をメモに書いて伝えることで、無言の時間が少しずつ和らぐこともあります。
無理に会話を増やそうとせず、少しずつコミュニケーションの形を変えていくことが効果的です。
実母と同居で会話なし!生活を楽にするためのアイデア
実母との同居は、会話が減ることでさらに負担が大きくなりますが、生活を少しでも楽にするためのアイデアもあります。
家事や育児の役割分担を明確にする
家事や育児の負担が偏っていると、ストレスが溜まりやすく、会話の減少に繋がります。
そこで、家事や育児の役割分担を明確にしましょう。「お母さんにはこれをお願いしたい」「私はこれを担当する」というように、具体的な分担を決めることで、お互いの負担が軽減され、無言の時間も減るかもしれません。
週に一度、リラックスできる時間を持つ
会話がない状態が続くと、家庭内でリラックスすることが難しくなります。
そんな時こそ、週に一度でもリラックスできる時間を持つことが大切です。
実母と一緒にお茶を飲みながら雑談したり、一緒にテレビを見て笑ったりすることで、緊張感が和らぎ、会話が生まれやすくなるでしょう。
自分の時間を確保する
同居生活では、どうしても自分の時間が削られがちです。
だからこそ、意識的に自分だけの時間を確保することが大切です。
趣味やリラックスできる時間を持つことで、心の余裕が生まれ、実母との会話も少しずつ取り戻せるかもしれません。
会話がなくても前向きに捉えるための心の持ち方
実母との同居で会話がなくなると、ついネガティブに考えてしまいがちです。
しかし、無理に会話を増やそうとするよりも、ポジティブに状況を捉えることが大切です。会話がないことを一時的なものと捉える会話がなくなると、「これがずっと続くのでは?」と不安になることもありますが、実際には状況は変わることが多いです。
子どもが成長するにつれて、育児に関する悩みも減り、自然と会話が増えることもあります。
焦らずに、今の状況を一時的なものと捉えてみましょう。
会話以外のコミュニケーションを大切にする
会話がなくても、実母とのコミュニケーションは他にもあります。
家事や育児での協力関係、ちょっとした気配りや手助けなど、言葉以外の部分にも目を向けてみましょう。
感謝の気持ちや思いやりを大切にすることで、自然と関係が良好になることもあります。
実母と同居。体験談
実母は昔から、話すたびに否定することが多く、褒められたり、『よかったね』と言われた記憶がありません。
たとえば、髪を切れば『もっと切ればよかったじゃない』と言われたり、私が選んだ服については『あっちのほうがいい』と言われます。
母の口癖は『ああすればよかった、こうすればよかった』です。
結婚して実家を離れてからは、少しメンタルも楽になりましたが、久しぶりにLINEや電話で話すと、やはり同じような否定的な言葉が返ってきます。
正直、もう疲れてしまいました。
ちなみに、母自身も、自分の親から褒められたことがほとんどないそうです。
この方は話せば否定されるので、はなから話さないようにしているそうです。
実母と二人でランチをしても、なんだか楽しくありません。
『何か話さなきゃ』とか『機嫌を悪くさせないように当たり障りのない話をしなきゃ』といつも気を使ってしまいます。
でも、母と同世代の新しい友達や義母とは、自然に楽しく話せて、『話したい』と思えるんです。
今思えば、私はずっと実の母と仲良くしようと努力していたんだなと思います。
自分、頑張ってきたんだなって、自分を抱きしめてあげたい気持ちです。
でも、親であっても、一人の人として無理に接する必要はないし、仲良くすることも義務じゃないと気づきました。そう思ったら、心がすごく軽くなりました。
自分の親であろうと、お互いにとって程よい距離感を把握することが必要ですね。
最後に
実母との同居で会話がない悩みを乗り越えるために実母との同居で「会話がない」という悩みを抱える子育て中の主婦の方々へ、この記事では、問題の原因や解決策を提案しました。
会話が減ることは避けられない状況もありますが、コミュニケーションの形を工夫したり、少しずつ心の余裕を持つことで、関係が改善される可能性は十分にあります。
大切なのは、自分一人で抱え込まずに、実母との関係を少しずつ見直し、前向きに対応していくことです。
無理に会話を増やそうとせず、自然な形で互いを理解し合う時間を作っていきましょう。
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