義両親と同居をはじめてから体調不良になったお嫁さん、一向に体調が回復しなくて体も心もしんどくて悩んでませんか?
慣れない他人との共同生活やいい嫁になろうという使命感などで無理しすぎです!
この記事は、
実際に同居で体調不良になってしまった嫁である筆者の体験談と、体調不良の原因・対応策について当時を振り返りながらまとめました!
同居を始めてから体調不良が続いているお嫁さんや同居中に体調崩しても孤独なお嫁さんの心が少しでも明るい方へ切り替えれるようにお話させて頂きます。
同居嫁は体調不良【筆者の体験談】
返ってきた言葉は「あっそ」
義実家で義両親と完全同居をスタートした私ですが、日を追うごとに体調が悪化していきました。もちろん、産後の疲労も原因の一つかもしれませんが、メインの原因は義母です。
最初こそ「私、もうしんどいから家のこと全部任せるわね。好きにやってくれて大丈夫よ。口出しなんてしないから!」なんて言ってたんですが、その言葉の次の瞬間、「そのやり方?違う違う!これを使うのよ、あーあー」と、結局いちいち口出し。極めつけには、ソファでテレビを見ながら「暇すぎてしんどいのよ~。どうしたらいい?」なんて言い出す始末。
……いや、待て。何その質問?こっちは初めての育児でてんやわんやしてるのに、何が「暇すぎてしんどい」だ!理不尽すぎてムカついてるけど、私は「いい嫁」の仮面をかぶって、その感情を必死に押し込めてました。
でも、その仮面をギュウギュウに締め付けた結果、胃はキリキリ痛むし、立ってるのもやっとな日もあるくらい。
それでも薬を飲んでどうにかこうにかやってましたが、ある日、風邪も重なって薬も効かず、ついに限界が来たんです。
さすがに義母も心配して「大丈夫?」なんて声をかけてくれたので、ここで私は一発頑張って言ってみました。「大丈夫じゃないです。今日はさすがにキツイです。」
さて、この私の勇気ある発言に対する義母の返答は……「あっそ。」
もう、この瞬間に私は悟りました。「義母には頼らない。話しかけない」って。その日を境に、なんだかもう諦めの境地に達しました。「期待するだけ無駄だな」と思ったら、少しだけ楽になった気がします。
むしろ、「義母=リビングに置いてある置物」と考えるようにしたら、何も感じなくなりましたね。
結局のところ、合わない人に無理して合わせる必要なんてないんです。自分を守るためにも、心の距離をしっかり置くことが大事なんだなって、身をもって学びました。
同居が嫁の体調不良を引き起こす理由
同居が嫁の体調不良を起こす理由は様々かもしれませんが、今回はこちらの6つを紹介させて頂きます。
毒義母、毒義父たちと同居する
一緒に暮らす義両親が「毒義母」や「毒義父」だと、毎日の生活が地獄に感じることもあります。毒親タイプの義両親は、息子夫婦に過剰な干渉をしてきたり、自分の意見がすべて正しいと思い込んで押し付けてきたりすることが少なくありません。
そんな環境に長期間晒されると、精神的なストレスが蓄積し、最終的に体調不良を引き起こす可能性が高まります。
特に「私の言うことが一番正しい」と思っている義母の存在は、嫁にとって精神的に非常に負担です。
結果、胃が痛くなったり、寝つきが悪くなったりと、体に異変が現れることも多いのです。
毒義両親の言う事を素直に聞く
義両親が毒親タイプの場合、その言うことをすべて聞いてしまうと、自分自身のストレスがどんどん蓄積されます。
義両親の言うことをそのまま素直に受け入れるのは、自分の意志や希望を犠牲にすることと同じです。義母の指示通りに家事をし、育児にも口を出されることで、嫁の自由は奪われ、心身ともに疲れ果ててしまいます。
自分のやりたいことや考えを無視し続けることは、健康を害する大きな原因となってしまうかもしれません。
だけど、なんだか強く言えなくて我慢してしまうお嫁さんの気持ちもわかります。
「逆らったらもっとひどいことになるかもしれない」「旦那の親に口答えする嫁はよくないかもしれない」など良くない方に考えてしまいがちです。
夫の言うことを素直に聞く
夫が義両親の側に立ち、「お前が我慢すればうまくいく」「母さんの言う通りにしろよ」などと言ってくる場合、さらに嫁のストレスは増幅されます。夫の期待に応えようと無理をし続けることは、体と心に深刻なダメージを与える原因となります。
夫が義母の味方をしていると、嫁としては孤立感を抱き、自分だけが耐えている状況にますます追い込まれちゃいます。夫に素直に従っていると、最終的には自分を犠牲にしていることに気づき、体調を崩すこともあります。
同居させてもらってるので、文句は言えないと思い込む
「同居させてもらっている」という感覚から、文句を言えないと思い込むことも体調不良の原因です。家賃や生活費の負担を義両親に任せているからこそ、義母や義父に口出しされても反論できないと感じることは少なくありません。しかし、その我慢が限界を超えると、心の健康を崩し、体調不良へとつながります。
家族として生活する以上、嫁にも発言権があることを忘れず、無理に従わないことが大切です。
夫と夫婦仲が悪くなっても仕方ないと思う
義両親との同居が原因で夫との関係が悪化し、「もう夫婦仲が悪くなっても仕方ない」と諦めてしまうことも大きなストレス要因です。夫婦関係がうまくいっていないと、精神的なサポートが得られず、孤独感や不安感が増大します。夫とのコミュニケーション不足や、義両親の存在によるすれ違いが続くと、精神的に追い込まれ、結果的に体調不良を引き起こすことがあります。夫婦仲を維持するためには、意見をしっかり伝え合うことが重要です。
同居していると、少しのタイミングのズレでも旦那さんと話すチャンスがなくなってしまうことがあります。
そういう時は、休みの日などに敢えて話の場をつくらなければなりません。
自由時間やご褒美はない
同居生活では、嫁が自分だけの自由な時間を持つことが難しくなることも多いです。家事、育児、さらには義両親の世話までをこなす毎日に追われ、リラックスする時間も、ちょっとした自分へのご褒美も取れない状態が続くと、心も体も疲れ切ってしまいます。
自分の時間を持つことができない環境では、常に心身に負荷がかかり、ストレスが慢性的なものに。
最終的には体が悲鳴を上げ、体調を崩してしまうのです。自由時間や自分を労わる時間は、心身の健康を維持するためにとても重要です。
同居生活が嫁の体調不良を引き起こす理由は多岐にわたります。特に、義両親の干渉や夫との関係がストレスの主な原因となることが多いです。
実際にストレスが原因で心や体にダメージをうけることがわかっています。
こころの健康とは、世界保健機関(WHO)の健康の定義を待つまでもなく、いきいきと自分らしく生きるための重要な条件である。具体的には、自分の感情に気づいて表現できること(情緒的健康)、状況に応じて適切に考え、現実的な問題解決ができること(知的健康)、他人や社会と建設的でよい関係を築けること(社会的健康)を意味している。人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択すること(人間的健康)も大切な要素であり、こころの健康は「生活の質」に大きく影響するものである。 こころの健康には、個人の資質や能力の他に、身体状況、社会経済状況、住居や職場の環境、対人関係など、多くの要因が影響し、なかでも、身体の状態とこころは相互に強く関係している。 心身症という名称があるように、以前から、ある種の疾病の発症や進展に心理的な要因が影響することことが知られており、最近ではこの関係が実証されてきている。例えば、ストレスが多いと風邪などの感染症にかかりやすくなること、心臓病などの病気にかかりやすい性格や行動があること、などが有名である。 こころの健康を保つには多くの要素があり、適度な運動や、バランスのとれた栄養・食生活は身体だけでなくこころの健康においても重要な基礎となるものである。これらに、心身の疲労の回復と充実した人生を目指す「休養」が加えられ、健康のための3つの要素とされてきたところである。さらに、十分な睡眠をとり、ストレスと上手につきあうことはこころの健康に欠かせない要素となっている。 うつ病はこころの病気の代表的なもので、多くの人がかかる可能性を持つ精神疾患であり、自殺のうち、かなりの数はこのうつ病が背景にあると考えられている。こころの健康を維持するための生活やこころの病気への対応を多くの人が理解し、自己と他者のために取り組むことが不可欠である。
参考:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b3.html
同居嫁の体調不良が悪化しないための予防策
日々、義両親との生活や家事、仕事に追われている中で、自分の体調が崩れてしまうことってありませんか?そんなあなたに向けて、自宅でできる心のケア方法や、義両親との距離感の保ち方など、少しでも笑顔を取り戻せるようなアドバイスを紹介します!
心のケアには「適切な距離感」が命!
まず、義母や義父と仲良くしようと頑張りすぎていませんか?距離感って、本当に大事なんです。「私が頑張らなきゃ!」って無理してると、心が疲れ切っちゃいます。適度な距離を保つことは、嫁の心の安定にとって一番大事なステップです。毎日顔を突き合わせるより、少し自分の時間を大切にして、息抜きできる時間を確保してみてくださいね。
合わない人とは合わない!
無理に合わせて体調崩すくらいなら、距離感を大事にしましょ。顔も見たくない、話もしたくないなら、それでいいんです。最低限の挨拶だけして過ごしちゃいましょう。
趣味やリラックスが救いになる!
リラクゼーションや趣味の時間、取れてますか?もし「そんな暇ない!」って思ったら、それが危険信号かもしれません。ちょっとした時間でも、何かリフレッシュできることを探してみてください。お風呂にゆっくり浸かったり、好きな音楽を聴いたり、ほんの少しのリラックスタイムが、心を軽くしてくれますよ。
体調悪いときって何をするにも面倒ででもやらないといけないこともあって、時間がないと思ってしまいがちです。
しかし、心の余裕を確保できると不思議と+30分だけであろうと「時間の余裕」が見えてきます。
「別居」という選択肢も視野に入れて
「別居なんて無理!」って思っている方もいるかもしれませんが、もしも同居があなたの体や心に悪影響を与えているなら、冷静に考えてみる価値はあります。体調が悪化してしまってからでは遅いので、今の状態を見直し、家族全体で話し合うことも大切です。別居はけして逃げではなく、家族全員の健康と幸せのための選択肢の一つです。
仕事と家事の両立がストレスの原因に?
働く嫁の皆さん、仕事と家事の両立って、本当に大変ですよね!義両親との同居生活で、ただでさえストレスを感じているのに、仕事まで加わると、心も体も悲鳴をあげちゃいます。仕事から帰ってきて、義母に「今日は何してたの?」なんて聞かれると、もう限界!という気持ちになりますよね。そんなときは、少しずつ家族に協力をお願いして、負担を分け合うことが必要です。
義母って、余計な一言多いですよね。なんなんだろあれ。
でも、負けないでください!外でも頑張ってるから胸張ってください。逆に「お義母さん何してたんですか?」って笑顔で聞いてしまいましょう♪
家族に頼ること、これが意外と大事!
「私が全部やらなきゃ」と思ってしまう気持ち、分かります。でも、家族があなたの頑張りをちゃんと理解して、助け合える環境が作れれば、ずっと楽になります。夫や義母にも、あなたの気持ちや負担を伝えることが重要。もし協力してくれるなら、喜んでその手を借りましょう!「やっと分かってくれた!」と感じるだけで、心が少し軽くなりますよ。
あっこれ、筆者の家庭じゃできないタイプ。
でも、「義母は協力してくれない」「期待しない」と割り切ってるから大丈夫です。
お義母さんには協力は頼みません。そのかわり私も自分の手の回る範囲までしかしません。これで、割り切れてるので楽になりました(^^)
リラックスタイムは絶対に必要!
毎日の生活でリラックスできる時間、作れていますか?嫁として、妻として、母として、やるべきことはたくさんありますが、その中であなた自身の時間を少しでも大切にすることが必要です。好きなドラマを見たり、少し早めに寝てみたり、ほんの少しのリラックスタイムが、心身の回復に大きく役立ちますよ。
最低限やれてればOKだと私は思います。ハードルを自分であげずに、義両親からもし何か口出しされても「今日の分はもうできたからいいでしょ」と心の中で思っちゃいましょう。
あなた自身があなた自身を許して認めて区切りをつけて自分時間をつくっていくことが大事です。
あなた自身ができること
もちろん、家族に頼ることも大切ですが、嫁であるあなた自身も、少しずつ自分のために行動を起こすことが必要です。夫との対話を大切にし、少しでもストレスを軽減するための工夫をしていきましょう。
無理をしない、休むときはしっかり休む、それが元気な嫁でいるための秘訣です。
最後に
体調管理とストレス対策がカギ!
同居生活がもたらすストレスを乗り越えるには、まずは自分の体調と心を第一に考えること。家族全体の支え合いと協力が、あなたの健康を守るカギになります。
そして、あなた自身も自分のための時間やリラックスできる環境を作り出すことが、心身の健康維持に不可欠です。元気な嫁でいられるように、家族全員で協力して、負担を軽減しましょう!
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