【完全同居の食事を別に】義両親と円満に過ごすための秘訣は「価値観の違い」を認めること

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完全同居での食事について、悩んでませんか?

「キッチンがひとつだから」「一緒にした方が光熱費が多少浮くから」「義父母に嫁の仕事だと言われたから」など、理由は様々ですが、義両親と食卓を囲むのが前提になっていませんか?

この記事では、

完全同居で食事を別々にしても円満に過ごしていくためのヒント

をお伝えしていきます。

義両親と同居する主婦にとって、ましてや子育て中だとしたら、食事時間は特にデリケートな問題です。世代や価値観の違いから、食卓で気まずい思いをした経験がある方も多いのではないでしょうか。

完全同居の食事を別にしよう

完全同居における食事は、悩みと喜びの両面がありますが、場合によっては、義両親との食事を別にするという選択肢をおすすめします。

各家庭の食事事情は、さまざま。

「絶対にこっちの方がいい!」というのもないし、「同居だから一緒に食べるのがあたりまえ」や「嫁が全部準備から片付けまでして衣食住は完璧に!」というわけでもありません。

ともあれ「食」というのは生活の中で非常に重要なことであり、同居のせいでバランスが崩れて楽しくない食事になることは避けたいところです。

なので、食事をどうするかは各家庭の金銭面や生活リズムによってその家庭にあったスタイルを考慮していきましょう。「毎日三食別々」かもしれないし、「夜だけ一緒で後は別々」「週の半分は別々」かもしれません。別々の定義も様々でいいのです。

例えば、”お弁当の日“とか”夫が今日は遅いから別“とか”健康を配慮して塩分は控えめ“や”赤ちゃんの離乳食“など、家庭の様々な事情はあげるとキリがありません。

その日の作る時間や食べる時間によって、共同で使っているキッチンやダイニングも工夫しなければならない。冷蔵庫や食材の管理についても話し合わなければならない。

「嫁はこうあるべき」とか「家族なら一緒に食卓を囲むべき」という固定観念に縛られないで、それぞれの事情に合わせて折り合いをつけていくことをおすすめします。

食事を別にするメリットは

  • お互いの食習慣や価値観を尊重しやすい
  • 食事の準備や後片付けの負担を軽減できる
  • プライベートな時間を確保できる

これらを提示して、話し合ってみてはいかがでしょうか。価値観が違うなら違うでそれでいいんです。認め合って、お互いの落ち着くポイントで生活ができたらきっとうまくいくでしょう。

食事を別にするデメリットは

  • 家族のコミュニケーションが減ってしまう
  • 義両親との距離感ができてしまう
  • 寂しさを感じてしまう

食事を別々にする場合は、義両親と事前にしっかりと話し合い、互いの理解を得る。週に1回などは家族で一緒に食事をする時間を作る(孫と義父母の空間を作れる)、 感謝の気持ちを伝えてコミュニケーションを怠らないといったことも円満な完全同居を実現するには大切です。

完全同居で食事を別にするなら事前に話しておくことの例

  • 食事の時間をずらす☛台所がひとつしかないので、調理時間や片付けの時間がかぶらないようにする為。それぞれの食べたい時間の希望を話し合ってすり合わせておく。
  • 調味料類や調理器具、食器類などどこまで共有するか☛いざ、使おうとした時にないということが続くと良くないです。
  • 買い物·食費☛どこまで別々にするか、しっかり決めておきましょう。
  • 冷蔵庫☛こちらもひとつしかない場合、使うスペースを決めておくと良いです。
  • 食事時間の把握☛それぞれの食事時間を把握しておくことにより、台所のスケジューリングがしやすくなります。

完全同居での食卓で抱える悩み

食事の好みや味付けの違い

育ってきた環境も違えば生きてきた時代も違います。お互いに違うことを楽しめたら、それはどんなにいいことか…食事においてはそうはいかないことが多いです。口に合わない物を毎日食べるのは苦痛で、食事時間が楽しめなくなってしまいます。ましてや、自分が忙しい中毎日一生懸命つくっている料理にケチをつけられたら、悲しくて仕方ありません。

食卓マナーや食事時間へのこだわり

箸の持ち方から食べる順番など、毎日他人のルールを強要されると、美味しいごはんも不味くなってきます。食事時間はきっちりこの時間と決められてしまうと、子育て中の方や働きながらの方にとっては身動きがとりづらく、ストレスになるでしょう。

台所事情

完全同居の方だと台所がひとつしかありません。調理法ひとつにしてもやり方が違い、こだわりを出しすぎて嫁姑問題に発展した場合、食事をする前からストレスが溜まってしまうでしょう。

アイコ
アイコ

その他にも

用意される側になると、食欲がない日でも「食べなければ!残しては失礼だ!」と無理してしまうかもしれない。

用意する側になると、「なかなか食べてくれない」「忙しい中作っているのにケチをつけられた」など気になる事が出てくるかもしれない。

毎日毎時間同じルーティンという訳にはいかないので、何かしら問題は起きてきます。

台所を使う時間が少ない時の献立の工夫

食事を別々にすると、作る分担や味付けの違いに悩まされることは減りますが、台所は1つしかない。そうすると、家庭によっては台所を使える時間があまりとれなくなる方もいらっしゃるかもしれません。

食事の準備しなきゃいけないけど義母が使っててコンロが使えない!

そんな時は卓上コンロの方法も検討してみてください。

前提として、今日はいつもより台所を長く使える日があることとします。

下準備→1週間のなかの何処かで野菜や肉をカットしたり小分けにしておく。出汁も作って冷凍しておく。後は、それらを気分に合わせて

1.鍋にぶっこんで火にかけて待つだけ♪

2.炒めるだけ

3.お汁が欲しい時もカット野菜と味噌や調味料を入れて、火にかけて待つだけ♪

基本的に下準備だけ、どこかのタイミングでできていれば、台所の使用時間を短縮できます!

価値観の違いで楽しい時間が台無しに

はじめは、寄り添おうと努力する方もいるかもしれません。しかし、食の好みが違うと毎日の食卓の中では耐えられない事へと変わっていってしまうでしょう。

Aさんの体験談

義父母とは良好な関係だったAさんは妊娠発覚がきっかけで、同居をはじめることとなりました。同居がはじまり、義母は料理が苦手とのことで「朝昼晩の全員分のごはん」を担当することに。

つわりもあった時期で、まだ勝手がわからない状態でのスタートだったので不安でしたが、どうにか自分なりに頑張っていたAさん。

ところがある日、義母に言われます。「ずっと思っていたんだけど辛すぎではないかい?」それからというもの何かにつけて小言を言われる日々。特に嫌いでもなかったはずの義母のことがどんどん嫌になっていってしまいました。

アイコ
アイコ

筆者なら、文句ばっか言うなら自分でやってくれー!!と叫びたくなりますね。

こうやって意見が合わないとわかった時点からでも「それでは、別にしましょう」という提案をしちゃいましょう。

筆者の体験談

筆者は、元々は一緒に食事をしていました。全てにおいて(台所事情から食の好み、食べ方まで)合わなかったので、途中から別々に食事をすることになりました。

その際はしっかりと話し合って、義父母に納得してもらいました。

子どもが小さいうちは合わせるのが難しいこと。主人の帰りが遅いからあわせづらいこと。義母が元気なうちは世帯別でさせてほしい。

というような内容を伝えたところ…どうやら義父は、筆者にご飯を作ってもらいたいとかそういうのは思っておらず、ただただ孫と食事がしたいという想いがあったようです。

それに対して、何もしたくない義母は筆者にどうにか全部やってもらうために食事を一緒にしたかったようです。しかし、「義母が元気なうちは…」という話をしたことにより「いずれはその気があるのね」と思って納得しました。

そして、義父母の条件として「週に一回は夜だけ、一緒に食べること」だったので、それだけは今でも続けています。

しかし、それでも毎日3食それぞれの口に合う(義父・義母・旦那・こども)食事を用意しなくてよくなったことは大きく、余裕も生まれ、こどもたちと一緒に楽しく食事ができています。

最後に

食事を別にするかどうかは、それぞれの家族の事情や状況によって異なるため、正解は様々です。

大切なのは、家族全員が納得できる方法を見つけることです。そして、価値観が違う·合わないを認め合うことです。食事を別にすることを検討している場合は、メリットとデメリットをしっかりと理解した上で、慎重に判断しましょう。

少しでもあなたの選択肢の参考になれたら、幸いです。

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