【同居】なぜ旦那の親。義務じゃない!自分の気持ちを大切にする選択肢

同居+悩み

「お嫁さんにも親はいるのに、なぜわざわざ旦那の親と同居しなきゃいけないの?」と、結婚生活に新たな謎が増えたお嫁さん。

時代は令和、ライフスタイルも多様化してきている。SNSでは「自由な夫婦生活」を謳う投稿が溢れている。

しかし、この令和にもなぜか旦那の親と同居の話が進むお嫁さんもいることでしょう。

この記事では、

なぜ、旦那の親と同居するのか?

なぜ、旦那の親は同居したがるのか?

同居が時代と共にどう変わってきたのか

について探ります。

同居の理由を理解し、自分の気持ちを大切にすることや義務感に縛られる必要がないことを知り、結婚生活をより快適に過ごせる一助になれたら幸いです。

同居をなぜ旦那の親とするのか?

お嫁さんから見た、旦那の親と同居をする理由をいくつか紹介します。

夫の希望】…夫が「親をサポートしたい」という気持ちを大切にして、同居に踏み切ることがある。

介護の必要性】…義両親が高齢で介護が必要な場合、夫や家族の一員としてサポートするために同居を選ぶことがある。

経済的理由】…家賃や生活費を分担でき、家計の負担を軽減するために同居を決断する場合も。

育児のサポート】…義両親が育児を手伝ってくれることで、忙しい日常の中で助けを得られるという期待。

夫婦仲の円満のため】…夫婦間での意見の衝突を避け、旦那との関係を良好に保つために同居を受け入れるケース。

「断れなかった…」】…義両親からの強い要望や圧力に対して、断るのが難しく、結果的に同居をすることに。

家族としての責任感】…義両親を含めて家族全体を大切にしたいという気持ちから、同居を選ぶケースもある。

地域や伝統に従うため】…地域の習慣や伝統的な家族観が強く、同居が「普通」とされる環境では、流れに従わざるを得ない場合も。

安心感を求めて】…義両親が近くにいることで、子供の面倒や緊急時の助けが期待できる安心感があるため。


昔は「長男だから」とか「結婚したら同居するのが当たり前」という理由で同居することが多かったですが、今ではそのようなケースは減ってきています。

それでも、どうしても同居しなければならない理由としては、「経済的な事情」や「家業や家を継いでもらわなければ困る」といったことが主な理由ではないでしょうか。

そのため、結婚したら旦那の親と同居するという考え方は、少しずつ変わりつつあります。

アイコ
アイコ

もし、「結婚とはこういうものよ!」と義両親に言われて嫌だなと思いながら同居する方がいたら、あなた自身の想いを大事にしてほしいなと思います。

「同居したくない」ならその想いをちゃんと伝えてほしいです。伝えていいです。

もちろん言い方には気をつけてください(^^)

結婚しても同居する義務はない

なぜ、旦那の親と同居しなければいけないのでしょうか?

日本にはなぜ「同居」がまるで伝統のように根付いてしまったのか。その背景には、歴史や家族の事情が絡み合っているわけです。

でもね、考えてみてください。これ、昔の人が勝手に決めたルールで、私たちがこれに縛られる理由なんてないんです!

同居にはメリットがないとか、在り方がどうとか、そういう理屈っぽい話は一旦置いといて、まずはあなた自身が心穏やかに暮らせる場を見つける権利があるってこと、忘れちゃダメですよ。どこかに「同居しなきゃダメ!」なんてことは存在してませんからね。

もし今、同居のことで悩んでいるなら、まずは自分自身が本当はどうしたいのか、じっくり考えてみてください。自分の気持ちを大事にすることが、結局みんなのためになるんですから。

そのうえで、家族と話し合い、折り合いをつけられるポイントを見つけていくのがいいんじゃないでしょうか。無理に合わせすぎる必要はありません、うまくバランスをとって進んでいきましょう!

同居をなぜ旦那の親はしたがるのか?

義両親が「同居したい!」と思う親世帯目線の理由を、いくつか紹介します。

1. 「一緒に住めば生活費も半分!…と考えている

旦那の親は、息子夫婦と同居すれば家計が楽になると思っていることが多いです。親としては家計に少しでも貢献したいという純粋な思いがあったりもします。

アイコ
アイコ

「電気代も食費も分け合えば節約になるはず!」という理論ですが、実際にはお風呂や冷蔵庫の争奪戦が始まり、節約どころかストレスが倍増することも。

2. 「老後は安心して息子におんぶに抱っこ!」

介護が必要になる前に、息子に頼る準備を整えたいと思っているのが本音。歳を重ねると、誰かにそばにいてほしいと考えるのは自然なこと。「介護してもらうなら、早いうちに同居して居場所を確保!」と、少し計算しているかもしれません。もちろん、親としては「まだまだ元気だから心配ないよ」と言いながらも、将来のことはしっかり考えているのです。

3. 「寂しいなんて言わないけれど…孫の成長を近くで見たいのよ」

孫ができると、どうしてもそばで成長を見守りたくなるのが祖父母の性(さが)。「寂しいなんて言わないわよ、ただ孫ちゃんが大きくなるのを毎日見たいだけ!」と、さりげなくアピールする姑。

アイコ
アイコ

これには、「じゃあ、孫育てに口出ししないでね」と嫁が心の中でツッコむ場面も多々あるかもしれません。

4. 「家族の絆は一緒に住んでこそ強まるって、昔から決まってるのよ!」

伝統的な家族観を大切にしている親世代。「家族は一緒に住んでこそ、真の家族!一つ屋根の下で過ごせば、絆が強まるのよ」と語る義父。時には、「時代は変わったよ」と思ってしまうこともありますが、親としては昔の価値観を大切にしているだけなんです。「孫もちゃんと伝統を知って育ってほしい!」という願いが込められています。

5. 「孫育てに参加したい!」

同居することで、孫を毎日見たいだけでなく、ちょっと手を出して育児にも口を出したい気持ちがムクムクと湧いてくる親。「若い人には分からないけど、これが正しい育て方なのよ」と、無邪気に自信満々のアドバイスをすることも。

アイコ
アイコ

嫁としては、「ちょっと待って、今の時代は違うんだけど…」と感じつつも、愛情深い姿に苦笑する日々が待っているかも。

6. 「老後の安心感が欲しいだけ…と思わせて実は寂しがり屋」

義両親は、「病気や怪我があったとき、すぐに助けてもらえると安心だわ」と言うかもしれませんが、その裏には「実はただ、誰かと一緒に住みたいだけ」という気持ちが隠れていることも。息子夫婦と一緒に住むことで、毎日賑やかで楽しく過ごせるという安心感が欲しいだけだったりします。

旦那の親が同居を望む理由は、親心からくるものや、年老いていくことによって芽生える心境の変化もあります。嫁にとっては「ちょっと待って!」と言いたくなる場面もあるでしょう。

でも、あなたが様々な想いを抱えているように、義両親の背景にもまた様々な問題があるかもしれません。

親の気持ちを理解することは、同居生活のバランスを取る鍵にもなります。

もしくは、同居をしなくても親世帯の気持ちを尊重できるライフプランを提案できる鍵にもなるかもしれません。

時代とともに変わる家族の形

そもそも、今も昔も旦那の親と同居しなければならないという義務はありません。しかし、親世帯の時代には当たり前くらいで同居がありました。

そして現在、その感覚は少しずつ変化していっています。

昭和から令和へ

「義両親との同居」が大きく変わった理由とイメージ

昭和から令和にかけて、日本の家族観やライフスタイルは大きく変化しました。それに伴い、「義両親との同居」という概念も大きく変化しています。

昭和時代の義両親との同居

  • 一般的で当たり前の存在: 昭和時代は、結婚したら義両親と同居するのが一般的で、むしろ別居の方が珍しいという考え方が主流でした。
  • 大家族: 親世帯、子世帯が一緒に暮らし、大家族を形成するのが理想とされていました。
  • 義両親の役割: 義両親は、家事や育児をサポートするだけでなく、家族の価値観や規範を伝える役割も担っていました。
  • 干渉: 義両親が子世帯の生活に深く関与し、干渉することも珍しくありませんでした。

令和時代の義両親との同居

  • 多様化: 義両親との同居は、必ずしも一般的ではなくなり、別居を選ぶ夫婦も増えています。
  • 核家族化: 核家族化が進み、大家族を形成する世帯は減少しました。
  • 関係性の変化: 義両親と子世帯の関係は、昔のように上下関係が厳しくなく、対等な関係を築くケースが増えています。
  • 価値観の多様化: 子育てや家事の分担など、価値観の多様化が進み、義両親との間で意見が食い違うことも少なくありません。
  • 自由な選択: 結婚後どこに住むか、どのように暮らすかは、夫婦で自由に選択できるようになりました。

なぜ変わったのか?

  • 女性の社会進出: 女性の社会進出が進み、キャリアを築きたいという女性が増えました。
  • 核家族化: 核家族化が進み、夫婦二人だけの生活を重視する人が増えました。
  • 価値観の多様化: 個人の価値観が尊重されるようになり、昔ながらの価値観に縛られずに生きる人が増えました。

というような背景があります。

筆者が同居をなぜ旦那の親とすることになったのか

当時の私は、完全同居が「最高の解決策!」だと思い込んでいました。

もっと慎重に考えればよかったなんて、今さら思っても時すでに遅し。当時の私には、そんな冷静な判断力はなかったのです。

私の旦那は居酒屋の経営者で、私もそのお店を一緒に盛り上げるのが夢でした。ところが結婚してしばらく経つと、ふつふつと「そろそろ子供が欲しいな」と思い始めた私。

しかし、お店は人手不足で、今はそのタイミングじゃないか…と悩んでいた時期でした。

そんなとき、救世主のように登場したのが義両親。「私たちが協力するよ!」なんて言われた日には、「助かった!夜のピークタイムだけ子供を見てもらえるなんて、天の恵みだ!」と喜んでお願いすることにしたんです。

でもね、現実はそんなに甘くなかったんです。

日中は家事と育児にフル稼働、夜は子供の夕食を準備してお風呂に入れてから出勤する私。

義両親がやることは、私が準備したご飯を食べさせて、子供を寝かしつけるだけ。え?これならいけるでしょ?と思っていたら、どうやら義母の中に不満がどんどん積もっていってたんです。そのうち、家の空気は一変。私が夢見ていた「協力し合う同居ライフ」はどこへやら…。

最終的には、夜に子供を見てもらえなくなり、働けなくなり、お店もいろいろな事情が重なって、まさかの経済的に同居解消もできないという詰んだ状態に。

まさに、「散々」ってこのことですよ!

もしタイムマシンがあったら、同居前の私に戻って「やめとけ!」って耳が痛くなるくらい言い聞かせたいですね。

最後に

旦那の親との同居は、時代や家族の価値観の変化とともに大きく揺れ動いています。

かつては「常識」とされていた同居も、今やライフスタイルの多様化によって、必ずしも絶対の選択肢ではなくなってきました。

大切なのは、周囲の期待や古い慣習に流されるのではなく、自分自身がどうしたいのかをしっかり考えることです。

どんな選択をするにしても、自分や家族が心地よく暮らせる環境を作ることが最優先。義両親との同居が適していると感じる場合もあれば、別居という形が幸せにつながる場合もあるでしょう。

自分に合った選択肢を見つけ、家族との関係を大切にしながらも、自分の人生をしっかりとデザインしていきましょう。

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