同居生活での夕飯、特に三世代分のメニュー作りって本当に大変ですよね。
親世帯の好みも、子供たちの好き嫌いもあるし、何より一日が終わる頃にはクタクタ…。
そんなお嫁さんに、手間を省きつつ家族みんなが満足できる仕込み術を紹介します!
毎日の夕飯作りが少しでも楽になり、笑顔で家族と過ごせる夕食時間を増やしませんか?
この記事では、
- 完全同居の筆者の夕飯事情
- 少しでも負担を減らす仕込み術
- 手間削減時短メニューの提案
を紹介します。
夕飯作りの負担を軽減することで、忙しい毎日でも心にゆとりが生まれ、家族との楽しい時間や自分時間をより多く持つことができるようになります。
夕飯準備の時間を10分でも20分でも短縮していきましょう!
【同居夕飯メニュー】筆者の場合
義両親と完全同居!奮闘する私の夕飯作り
義両親との完全同居が始まって1ヶ月ほど経った頃、私の夕飯作りの試練がスタートしました。
家族構成は赤ちゃん、義父母、義兄、主人、そして私の計6人。赤ちゃんには離乳食、義父母は薄味好み、パパと義兄はがっつり系。そして、授乳中の私は食べても食べてもお腹が空く!ざっくり言うと、夕飯が3パターン必要なわけです。
最初は「やらなきゃいけない!」と気合で夜な夜な仕込み作業を繰り返していました。
でも、さすがに毎日全員分作るのは疲れますよね。
そこで思いついたのが「時間がかかる料理を作りながら、冷蔵・冷凍用の仕込みストックも一緒に準備する」という作戦。この日が大変だけど、あとがぐんと楽に。
離乳食は大量に作って小分け冷凍、週の前半は作り置きしておいて、後半は冷凍ストックでまかなう。夕飯直前にサッと温めて出せばいいので、献立もほぼ出来上がってるようなもの。考える時間も手間も削減できました。
慣れない育児と同居生活、寝不足でよくやったなぁ…今となっては自分で自分を褒めまくりです(笑)。
でも、三世代が同じ時間に同じように食べる生活は、私にはやっぱり窮屈でストレスでした。特に義母と合わない私には一層。
そこで途中から思い切って「食事は別々に」をお願いしてみることに。台所の使用時間をシェアしながらも、顔を合わせる機会を減らして、少しずつ気楽に。
同じように食事のストレスを感じている方、まずは「仕込み術」から試してみてください。
【同居夕飯メニュー】少しでも負担を減らす仕込み術
週1だけ仕込み&買い物の日を作って習慣化
「夕飯の準備が毎日バタバタ…」と感じている方におすすめなのが、週に1回だけ「仕込み&買い物の日」を決める習慣です。
毎日スーパーに行ったり、夕飯のたびに下ごしらえをしていると、意外と時間も手間もかかりますよね。
そこで、週に一度だけ時間を作って、まとめて必要な食材を買い、下ごしらえまで済ませてしまいましょう!
これだけで、1週間がかなり楽になります。1週間の献立をざっくりと考えるのがコツです。
たとえば、「肉料理の日」「パスタの日」「鍋の日」など、曜日ごとのテーマを決めると献立も迷わずスムーズに決められます。
そして買い物はテーマに沿った食材をまとめ買い。日持ちする食材も選び、冷蔵庫や冷凍庫でうまく保存しましょう。
買い物後は、そのまま下ごしらえの時間に突入!
この「週1仕込みの日」を習慣化すると、平日のキッチンに立つ時間がぐっと減り、忙しい日でも余裕が持てます。
毎日の「夕飯、何にしよう…」という悩みから解放され、家族との時間や自分のリラックスタイムも増えるかもしれません。
まずは軽い気持ちで始めて、週1の仕込みを生活の味方にしてみてください。
少しの「仕込み」で楽になる工夫
毎日夕飯の準備に時間をかけたくない!
そんなときこそ、事前の仕込みが大事です。
仕込みに少し工夫を加えれば、夕飯作りの負担がグッと軽くなります。下味冷凍でいつでも美味しく食材をまとめて下味冷凍しておくことで、忙しい日も簡単に一品完成させられます。
たとえば、鶏肉なら醤油・みりん・酒で漬け込み、唐揚げや照り焼きなど様々な料理に使えるようにしておくと便利です。
焼くだけで済むため、後片付けも楽ですし、義実家の方々にも温かいおかずをすぐ提供できます。
野菜はまとめてカット&下茹で野菜は一度に大量にカットして、下茹でして冷蔵保存しておくと便利です。ほうれん草やブロッコリーは下茹でしておけば、おひたしやサラダに簡単にアレンジ可能。
また、野菜スープや味噌汁の具材にも使えるので、毎日の夕飯準備が驚くほどスムーズになります。
具体的な仕込み例
肉類
鶏肉は、大・小の2種類の大きさにカット。
- 『小』は親子丼や炒め物用など
- 『大』は唐揚げ用に下味、鍋用など
- 手羽先や手羽元はホークで数カ所刺しておいて(味が入りやすいように)小分けして下味冷凍もしくは、冷凍。
豚肉と牛肉、ミンチは三世代が食べる量により分けて冷凍。もしくは下味冷凍。
野菜類
- 鍋・煮込み・炒め物用はカットして冷凍
- 茹で野菜は茹でてしっかり水気を切って冷蔵
- 生で食べる野菜はカットして水にさらしてしっかり水気を切って冷蔵
- 週の前半分はカットして冷蔵
魚介類
- 切り身は下味冷凍もしくはそのまま冷凍。
- 貝やエビは下処理して水気を切って冷凍。
- キモやウロコがついた魚は下処理して冷蔵。
習慣化できるまでは大変かもしれませんが、慣れてきたら本当に時間が増えていくので、やってみてください♪
【同居夕飯メニュー】時短メニューの提案
ここでは、簡単かつ手間の少ない夕飯メニューをいくつかご紹介します。
メニュー1:みんなで楽しむ「鍋料理」
鍋料理は、家族全員で温かい料理を楽しめるうえに、取り分けて味を調整しやすいのが魅力です。鍋のベースを醤油や味噌など定番のものにして、薬味やタレを別添えにすれば、各自の好みに合わせて楽しめます。野菜や肉、魚も自由にアレンジでき、翌日の朝ご飯や昼ごはんに回して雑炊や麺類をいれてリメイクもできるので、献立を考える手間が省けます。
鍋の後のスープは旨味がよく出ているので、捨てずに次に活用することで、調味料の節約と時間の節約どちらも手に入れる事ができます。
少し味を変えたい場合はごま油や薬味を加えることで飽きません。
メニュー2:一つで三度美味しい「味変カレー」
カレーは、少し工夫するだけで「和風カレー」「ドライカレー」「スパイスカレー」と味を変えられるので飽きません。作り置きも可能で、味を薄めにしておいて、子供はそのまま、義両親には少し薄めてスープカレー風にしても喜ばれます。翌日はカレーうどんやカレードリアにするなど、リメイクも楽ちんです。
私はカレーラーメンなんかにもすることがあるのですが、子供が喜びます。
甘口に仕上げるので、辛いもの好きの私は七味をかけて食べます。おすすめです。
メニュー3:簡単に豪華に見える「オーブン料理」
「オーブン料理」オーブン料理は仕込みをしてオーブンに入れるだけなので、調理中に他のことができます。
たとえば、野菜と鶏肉に塩コショウやハーブで味付けし、オーブンで焼くだけの「ローストチキン」。シンプルな調味料で味がまとまりやすく、しかも見た目が豪華なので特別な夕食にもピッタリです。
最後に
同居での夕飯作りは、家族の好みに気を配り、日々の献立に工夫が求められるものですが、少しの工夫や仕込みで負担を減らすことが可能です。
メニュー選びのポイントや時短テクニックを活かして、家族みんなが笑顔で夕飯を囲むひとときを大切にしてみてください。
今日から使える仕込み術とメニューで、夕飯作りを少しでも楽に、そして楽しい時間に変えていきましょう!
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