結婚生活の中で、義母(夫の母)との関係はとても大切です。
しかし、時にはその関係がストレスの原因となることもあります。
結婚している女性。特に、義母との関係に悩んでいる方。義母からのプレゼントが「ありがた迷惑」だと戸惑う経験をしたことがある方いるのではないでしょうか。
この記事では、
義母からの「ありがた迷惑なプレゼント」の具体例と、それにどう対処すれば良いか
また、
義母との関係においてよくあるエピソード(義母あるある)や、日常的に起こる困りごとについて
紹介していきます。
この記事を読むことで、
義母からのありがた迷惑なプレゼントにどう対応するべきか、上手な対処法がわかります。
また、義母とのコミュニケーションを円滑にし、ストレスを軽減しながら、良好な関係を維持するための具体的なアプローチも学べます。
義母との距離感に悩んでいる方は、この記事を参考にすることで、日々の関係性を改善するヒントを見つけてもらえると幸いです。
義母の「ありがた迷惑」なプレゼントとは?
結婚し、旦那さんの親との関わる事も増えて、義母からのプレゼントに戸惑う女性は少なくありません。
「気を使ってくれているのは分かるけれど、正直困る…」
そんな状況に陥ったことがある人も多いのではないでしょうか?
ここでは、義母のありがた迷惑なプレゼントの典型的な例をいくつか紹介します。
趣味に合わないファッションアイテム
例えば、義母が買ってくれる服やアクセサリーが、自分の趣味とは全く違うことはよくある話です。
義母は「これが似合うと思って買ったのよ」と言ってくれるかもしれませんが、実際に着るには少し勇気がいる場合も。
ある女性の例では、義母から毎年送られるセーターが全てピンク系で、派手なデザインばかりというケースがありました。
彼女は普段モノトーンのシンプルなファッションが好きで、ピンクはほとんど着ません。義母の気持ちは嬉しいけれど、着る機会がないためクローゼットがどんどん埋まっていく状況に…。
他にはこんな悩みも
娘がもうすぐ一歳の誕生日を迎えるが、過去に義母からプレゼントされた服がサイズ違いや好みと合わず、実際に使う機会が少なかった経験があります。
義母からのプレゼントは嬉しいものの、いらないものを贈られるのは正直困っているため、今後は事前に相談して欲しい、または現金や一緒に選ぶ形でプレゼントを贈ってほしいと夫を通じて伝えたいと考えています。
しかし、その考えが義母に対して厚かましいのではないかと悩んでいます。
大量の手作り食品や保存が難しい食品
「義母あるある」として、多くの方が経験しているのが大量の手作り食品や賞味期限の短い食品をもらうことです。
例えば、自家製の梅干しや漬物、お菓子などが送られてくることがありますが、一度に食べきれない量が送られてくることもしばしば。
もちろん、手間暇かけて作ってくれたことはありがたいのですが、保存がきかないために廃棄せざるを得ない場合も…。せっかくの贈り物を捨てることになるのは心苦しいですよね。
高価すぎるプレゼント
義母からのプレゼントが高価すぎると、それが逆に負担になることもあります。
例えば、高級なブランドバッグやジュエリーなど、自分では到底買わないようなものを贈られると、「お返しをどうしよう…」と悩んでしまうことも。
また、金額が高すぎると、それが後々の義母との関係に影響することも考えられます。
何かのイベントやお祝いの度に同じくらいの値段の物を期待される可能性があるからです。
旦那さん目線ではこんな悩みも
40代前半の男です。妻との関係について悩んでいます。
結婚5年目で、3歳の息子と妊娠8ヶ月の妻がいるが、妻が自分の母親からの贈り物を拒否したいと言い始めました。
母は真心を込めた果物や手作りの手芸作品を送ってくれるが、妻はそれが重荷であり、特に妊娠中で安静が必要な今、大量の果物を受け取るのが負担だといいます。
また、手芸作品も自分の趣味に合わず、自己満足の押しつけだと感じています。母は節約家であり、物を無駄にしない性格だが、妻はそれを「ケチくさい」と感じ、贈り物を断りたいと思っています。
私としては、母を傷つけないために妻に贈り物を受け取ってもらいたいが、妻をどう説得すればよいか悩んでいる。
旦那さんはこんな風に思っている方もいるようです。確かに、言い方には気をつけないと旦那さんもお嫁さんの味方してくれなくなってしまうかもしれません。
義母のありがた迷惑なプレゼントにどう対処するか?
義母からのプレゼントが困るものであったとしても、無下に断ることは難しいものです。相手の気持ちを尊重しながらも、ストレスを減らすためにはどうすれば良いのでしょうか?
丁寧に感謝を伝える
まず第一に、どんなプレゼントでも、義母が自分のために時間をかけて選んでくれたものです。その気持ちには必ず感謝を伝えましょう。「ありがとうございます!とても嬉しいです」という言葉は、相手を気遣う上で大切です。
仮に実際に使わないものであったとしても、感謝の気持ちを先に伝えた上で、「最近は〇〇のようなものをよく使っていて、次回の参考にしてもらえると助かります」と軽く伝えることで、相手の気持ちを傷つけずに、次回のプレゼント選びを少しずつ導くことができます。
自分の好みやライフスタイルを伝える
次に、自分の趣味やライフスタイルを少しずつ義母に伝えていくことも有効です。
例えば、「実は最近はシンプルなデザインのものが好きなんです」や「保存がきく食品がとても助かります」など、さりげなく伝えることで、義母が次回のプレゼントを考える際の参考にしてもらえます。
一緒に買い物に行って、「今こんな感じの物にハマってて、できれば揃えたいんですよねー」などと楽しい会話の延長で伝えると嫌味なく言いやすいかもしれません。
プレゼントの用途を具体的に伝える
義母からもらったプレゼントをどう活用しているかを具体的に伝えるのも一つの方法です。
例えば、趣味に合わないセーターであれば「友達とのカジュアルな集まりで着てみようと思います!」など、ポジティブな使い道を義母に報告すると良いでしょう。
「ケチくさいから」「いらないから」なんて、直球で断ったら義母さんがショックを受けちゃいますよね。
義母も喜んでもらいたくて贈っているのであれば、まずはその気持ちをしっかりキャッチすることが大事です。
それに、プレゼントを贈ることで息子夫婦とつながっている実感があるのかもしれません。それをスパッと切り捨てたら、義母さんが悲しい思いをするかも。
だから、プレゼントそのものを断るんじゃなくて、「これが欲しい!」と具体的にリクエストするのがいいかもしれません。
プレゼントのお返しに工夫をする
もし義母から高価なプレゼントをもらってお返しに困った場合、物ではなく時間を共有する形のお返しもおすすめです。
例えば、食事に一緒に出かけたり、家族で過ごす時間を大切にしたりすることで、物よりも感謝の気持ちを伝えられることがあります。
もしも、一緒に食事するのがつらい方は、お店を予約してお会計もすましてセッティングして「たまにはいつもと違う雰囲気でゆったりなさってください」というのもありかもしれません。
「義母あるある」:ありがた迷惑だけじゃない義母とのエピソード
義母との関係は一筋縄ではいかないものです。しかし、ありがた迷惑なプレゼント以外にも、「義母あるある」として、日常的に感じるさまざまなエピソードがあります。
些細なアドバイスが多すぎる
義母が頻繁に料理や子育てに関するアドバイスをしてくることも「あるある」の一つです。特に子供が生まれてからは、育て方や食事の仕方について指摘されることが増えることも…。
もちろん義母は善意から言っているのですが、度重なるアドバイスがストレスになることもあります。
突然の訪問や電話
事前の連絡なしに突然家に訪れる義母も少なくありません。「近くまで来たから」と突然家に来られると、準備が整っていない場合も多いですよね。これも「義母あるある」の一つで、プライベートな時間を侵害されたように感じることがあります。
子供への過剰なプレゼント
特にお孫さんがいる場合、義母からのプレゼント攻勢がさらに激しくなることがあります。おもちゃや服、学校用品など、何かにつけて贈ってくれるのは嬉しい反面、家が物で溢れてしまい困ってしまうことも。
義母との良好な関係を築くために
義母との関係は、感謝の気持ちを持ちつつ、適度な距離感を保つことが大切です。ありがた迷惑なプレゼントや「義母あるある」にイライラしてしまうこともありますが、相手の気持ちを理解しつつ、上手に対処することで、良好な関係を維持できるでしょう。
コミュニケーションを大切にする
義母との誤解を避けるためにも、日常的なコミュニケーションを大切にしましょう。プレゼントをもらった際も、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、自分の趣味や好みについても少しずつ話すことで、義母も次回のプレゼント選びで参考にしてくれるかもしれません。
プレゼント選びを一緒に楽しむ
義母が何を贈るべきか悩んでいる場合は、一緒にプレゼントを選ぶ機会を作るのも一つの方法です。
例えば、買い物に一緒に出かけたり、オンラインショップで欲しいものを共有するなど、義母と共に選ぶプロセスを楽しむことで、互いの趣味や考え方も理解しやすくなります。
【完全同居の筆者の場合】義母のありがた迷惑プレゼント
無駄な買い物しないでください
義父の話になるんですが、孫に何か買ってくるのが大好きで、おやつやジュースから、2000円以内のおもちゃまで、しょっちゅうプレゼント攻撃。
孫が喜ぶ顔が見たいんだろうけど、正直そのチョイスが毎回ズレてて大惨事なんです。
最初は『ありがとう!』って言ってたけど、だんだん置く場所も無くなるし、何よりどう処理するかが問題。飲み物やお菓子は、食べたふりして、こっそり知り合いにあげちゃったりしてました。
でも、うちは完全同居なので、いらない物が家にどんどん増えて、だんだんストレスに…。
しかも、一緒に住んでるんだから無駄遣いしないで!って気持ちがふつふつと。
そこで考えたのが、
『孫から直接リクエストしてもらう作戦』
『一緒に買い物行って好きな物買ってもらう作戦』
この2つで、無駄な買い物もなくなり、いらない物が増えるストレスも見事に解消されました!
最後に
義母からの「ありがた迷惑」なプレゼントや「義母あるある」のエピソードは、結婚生活の中で多くの女性が経験するものです。
義母の善意を大切にしつつ、上手にコミュニケーションをとりながら対処していくことで、ストレスを最小限に抑え、良好な関係を築いていきましょう。
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